実家を賃貸物件に 〜賃貸管理会社選び〜

実家や田舎の家の相続が発生した際に、

売却・処分の他の選択肢として、賃貸物件にする方法があります。


賃貸物件とされる事を検討される際には、賃貸借契約の仕組みをよくよく理解されておかれる事が賢明です。

貸主サイド(大家側)の義務については、いろいろとありますので、知らないでは済まされないからです。


また、賃貸管理会社を活用されることで、そのような賃貸借管理をプロに任せる方法もあります。

 

 


賃貸借契約をされた際の、大家さんサイド・借主さんサイドの権利義務については、

大まかに以下の通りですので、参考にされてください。


賃貸人(大家さんサイド)

 

@ 使用収益させる義務

A 修繕義務 (特約で一定の範囲を賃借人に負わせることもできます)

B 費用償還義務 

 

賃借人(入居者サイド)

 

@ 使用収益権 

A 賃料支払義務 

 

大まかな内容は以上です。

 

 

見ての通りで、

賃貸人サイド(大家側)には、賃借人に使用収益義務・修繕義務・費用償還義務があります。

 

賃借人(入居者)の方が、その物件にきちんと住んだり生活や事業を営む(=使用収益権)事が出来るよう、

きちんと下準備や段取り・メンテナンスをずっとしていかないといけないという義務です。



共用廊下の電灯の取り換えから、雨漏りやライフライン(電気・水道・ガス)等の確保まで、様々です。

思っている以上に、やることが多いことが何となくわかるかもしれません。

 

また、貸主と借主の合意で、片方に義務の負担を任せる事も可能ですが、この部分はやりすぎると、

借地借家法等の法律や過去の色々な裁判例(判例といいます。)が出てくることになります。

全体的には、大家さんサイドの義務や責任が大きくなっている流れのようですから、

安易にとらえる事はできない部分になっていきます。



また、信頼関係があるからといって、ご身内に物件を貸すような場合でも、

しっかりとした賃貸借契約書の作成や、それ相応の家賃を決める作業はとても大切です。


後々になって、

予期せぬ事がおこってきて話し合いがつかなくなってしまうと、紛争が泥沼化してしまうケースもあるからです。

賃貸借契約書や家賃決定がない為、言った言わない・合意したしないの話が延々と続きやすいからです。



この様な事情を知っておられる方は、

ご自身での管理が大変であるので、賃貸管理会社を活用されるケースが多いようです。

 

一口に賃貸管理会社といっても、全国規模の大手から、地域密着型の地元の業者まで様々です。

 

それぞれにメリット・デメリット、それから相手方との相性もあるようですので、

ご自身として一番の納得いかれる賃貸管理会社を探していかれる事が賢明です。

ある意味、どこに頼むのも正解でしょう。後はどんなメリットや長所を求めるかです。

 

 

個人的には、ビルレベルであれば、大手の方がいろいろな意味合いでよいかと思います。

地域地域のマンションやハイツ、一戸建てであれば、地元地元の信頼できる管理会社が良いかと思います。

あくまでも個人的な印象ですので、よくよくご自身での判断のご参考とされて下さい。

 

 

亡親の財産の額や量が大きければ大きいほど、

相続人の方々は大変な部分も多いです。

 

はたかれみれば、大きな資産を受け継いでうらやましいような印象もともすればありますが、

当のご本人さんらにしてみれば、資産そのものについて頭をひねっていかないといけない事自体が、

大変であるとも話されていました。

 

 

ですので、

相続人のお立場の方は、ある程度の勉強や知恵を身に付けられる作業も必要となってきます。

相続登記手続きの他に、事務所近隣の賃貸管理会社のご相談もあるようでしたら、ご相談ください。

 

早め早めの対応をされることをお勧めいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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