空き家(実家や田舎)の家 『住む予定がないのだけれど…』

ご実家や地元の家、田舎の物件についてのご相談を受ける時があります。

ご実家や田舎の物件についての、相続登記の仕事を頂いた様な際に、相談されてこられる内容があります。

 

  『親が亡くなった後、実家には誰も住まないのですが、どうしたらいいでしょうか・・・?』

 

  『実家のお隣さんへ売却する話がまとまったのですが、どうしたらいいですか?』


  『実家の家財道具が整理しきれなくて、私たち相続人はみんな遠方でして・・・。』

 

  『今回相続した家を、長年連れ添った妻に生前贈与しておきたいのですが。』

 

様々なケースがあるようです。

 

 

 

このようなご相談やご要望にお応えさせて頂いていく際に、前提として必要な事が二つあります。

 

 〇 一つは、どのような方法論があるのかを正しく理解される。 という事

 

 〇 一つは、司法書士という専門職と、場合によっては税理士、土地家屋調査士、不動産会社、弁護士

       等々の専門職業の方との協力をしていく流れをとっていく。 という事

 

になります。

 

 

 

また、一番最初にご相談にいかれる所が、

商売優先でない第三者的な意見を伝えてくれる所であること。 もとても大切な部分です。

 

 

例えば、最初にどうしたらよいのかわからずに、

 

  ハウスメーカーの相談会にいけば、2世帯住宅への建て替えや、収益物件住宅建築の提案を。

  不動産仲介会社の窓口にいけば、今の家の売却なりの提案を。

  資産運用コンサルタント会社の相談に行けば、そこの総合コンサルティング契約の提案を。

  FP会社にいけば、フィナンシャルプランの利用と保険の切り替えを。

 

提案を受ける流れになり易いことは、なんとなくわかるかと思います。

 

 

これは、相談にいかれる窓口によって、すでにある程度の回答の方向性が決まってしまっている。

という事実を指し示しています。


それぞれに、メリットデメリットはありますので、一概には言えません。

まずは商売優先ではない第三者的な立場の方に相談されることは、

結果として一番スッキリされやすい事は、理解されておかれても損ではありません。


それは、『上記の3つの選択肢を取らない』 という4つ目の選択肢もお伝えさせて頂く事ができるからです。

ここは、あんまり言いすぎるとそこの商売に繋がらないないので怒られるかもしれませんが、事実でしょう。




また、このようなご相談を検討される際には、税理士先生方との連携は必須になってきます。

 

取られる方法論や、利用される制度によって、大きく税金が変わってこられるからです。

その際に、リーズナブルで信頼できる税理士先生であることも重要になってきます。

普通の方にとっては、税理士先生への費用がいくらかかるのかも、全く知らないケースが多いからです。

 

そして、その相談者の方が、それぞれの地域地域において、

そのような協力や連携を上手に取っておられる所へご相談にいかれる事はとても大切な部分です。


このようなご相談について、第三者的なアドバイスをされる専門職(司法書士)自身が、

 『 全国どこにでも対応いたします。』

という商売優先になってしまっているケースが時々あるからです。


地域地域のそのようなネットワークを取られておられる方々に、

等しいあるいはそれ以上のサービスを提供されておられるようであればよいのですが、

 ・遠方ゆえに、直接ご本人さんに合わない、

 ・直接現地に行かない、

 ・直接の現地に対する土地勘みたいなものもない、

のでは、相談者の方にとっては少し心許ないですものね。

 

・・・ここの部分は、あくまでもお一人お一人のご相談をされる方が決められる部分ですので、

その方がよければ、それで正解です。

あまりこちらサイドがとやかく言う部分でもないかもしれません。

 

 

司法書士という専門家の立場からしますと、『相続登記』は、あくまでもよくある仕事のワンシーンです。

 

しかしながら、ご本人さんにとられては、自分の親が亡くなった、実家にだれも住まない、という様な問題は、

ともすれば過去のいろいろな出来事や思いでに対する大きな感情や思いが引きずられて出てくる問題です。

決して、ライトに対処できるような問題ではないでしょう。

 

ご実家や田舎の家には、

そのような亡き方の見えない深い思いであるとか、相続人の方々のなんともいえない思いというものが、

沢山埋もれているようなものに感じます。

 

ですから、もしもみんなが元気であった何十年も前から、今の状態をみられたとしたら、

どんな風にされていかれるのが、一番より良い方向性になっていくのか、

という事を、ご自身たちでまずは決めていかれる事。

 

ここが最重要であり必要不可欠な部分と感じます。


それゆえに、第三者的な立場の人(専門職)は、ここの部分には踏み入ることはできません。

 

 

この様な、話し合いをされていかれるための、正しい知識の理解や、

色々な方法論があることを正しく理解される、という環境を整えさせて頂く事が、

この様なご相談を頂いた際には、一番重要と思ってお伝えさせて頂いている部分です。

 

 

よりよき道筋がついていかれますよう、

ご実家や田舎の家の事について、満足いかれる事になっていくことを願っています。

 

こちらへご相談をご要望の方は、お気軽にご連絡下さい。

有難うございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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